白衣のポケットにはみんな何を入れているんだろう…
薬剤師は白衣に何を入れているのか、薬学生や新人さんは気になりますよね?
この記事では病院薬剤師歴10年の自分のポケットの中身を紹介したいと思います。
・新人薬剤師さん
準備をしっかりしている新人さんは、デキル新人さんにみえます。
また、白衣の中身を整理するだけで、効率よく業務を行えるようになります。
私自身が使ってみておすすめの道具も紹介するので、効率よく業務を行えるように、参考にしてください。
効率良く業務を行うためには、情報感度も大事になります。
情報サイトを利用しながら、ポイ活ができてお得なので、こちらの記事も参考にしてください。
実際に使用して、便利だった道具3選
私が実際に使用してみて、特におすすめのものを紹介します。
効率よく仕事をするためには、効率よくなる道具を使用することも大事なことです。
ステープラー(針なし)
片手に収まり、使い勝手がいいです。
針なしなので、針の補充がいらないのはもちろんのこと、そのままシュレッダーにもかけられます。
個人情報満載の処方せんやプリント類をまとめるのに重宝しています。
個人的には穴あけしないタイプが好きですが、使い勝手に合わせてお好みでよいです。
印鑑・ハンコ (キャップレス + リール)
ハンコは本当によく使います。
そして、よく無くします(汗)
それを救ってくれたのが、キャップレスのハンコとリールの組み合わせです。
毎回ハンコを探している人はこれにするだけで、ストレス解消、時短に繋がります。
ペンケース(白衣用)
白衣は清潔さが大事なため、頻繁に着替えが必要です。
着替える度に道具を入れ替えるのは面倒なことだったので、ペンケースを使用しています。
また、道具を整理することでスマートな印象になります。
私はペンケースを使用することで、着替えが楽になるだけでなく、道具を無くしにくくなりました。
もっとデザインや機能性を選びたいなら看護師さん向けの通販サイトもおすすめです。
自分の好きな道具を使うとモチベーションが上がるので探してみてください。
病院薬剤師のポケットの中には他にもたくさん詰まってる
私の白衣のポケットの中はこんな感じになっています。
- 胸ポケットに入れているもの
- ハサミ
- 3色ボールペン
- 油性マジック
- ペンケース(白衣用)
- 右ポケットに入れているもの
- 電卓
- 印鑑
- メモ帳
- 付箋
- 左ポケットに入れているもの
- ステープラー(針なし)
- 本
- 換算表・輸液表などの資料
薬剤師のポケットってパンパンです(汗)
少しでも効率よく業務を行いたいことに加え、正確性を求められる職種であるため確認作業が欠かせないからです。
常に持っていなければならない理由を、簡単に解説します。
胸ポケットに入れているもの
- ハサミ
- 3色ボールペン
- 油性マジック
- ペンケース
ハサミ
ヒートを切ったり、箱空けの際に使います。
小さすぎると使いにくいです。
個人的には10錠ヒートを切れるくらいが好きです。
3色ボールペン
調剤の規則によっては赤文字、青文字などが決まっている場合もあります。
油性で自分の書きやすいボールペンを使用すればOKです(フリクションは書類関係も多いためNG)。
ペンの太さは好みの問題ですが0.7mmが好きです。(0.5mmはちょっと細い)
個人的なおすすめは値段も手ごろで書きやすいジェットストリームです(替え芯もあるので)。
油性マジック
ボールペンでは書けない場合や、目立たせたい時に使います。
特に高齢者への服薬指導の際はマジックで大きく書かないと読めない事もあるため必須です。
ペンケース(白衣用)
見落としがちですがポケットの整理はとても重要です。
効率良く仕事をするためには、道具を探す時間は減らしたいです。
ポケットが整理されていると、効率が良いだけでなく、デキル印象になります。
また、白衣などの仕事着は頻繁に着替えるため、着替えの度にポケットの中身を入れ替える必要があります。
なのでポケット用のペンケースにハサミやボールペンなどを入れておくと着替えが楽になります。
右ポケットに入れているもの
- 電卓
- 印鑑
- メモ帳
- 付箋
電卓
錠数を数えるとき、日数を計算するときなど様々な場面で必要となります。
間違えてはいけないため、暗算計算の後での確認に用いります。
また、病院では検査値を見ることも多く、腎機能を確認する際のCockcroft-Gault式の計算などにも必要となります。
ポケットに収まるサイズが基本です。
複雑な計算をする場合もあるので、関数電卓を使用している人もいます。
印鑑(ハンコ)
病院は書類関係も多いため調剤印だけでなく、印鑑を必要とする場面が多くあります。
頻繁に使うため、シャチハタのようなインク補充型がおすすめです。
また、キャップレス、リール式のハンコが使いやすいです。
メモ帳・付箋
新人のうちは覚える事も多いためメモ帳は必須になります。
伝えるためのメモとして付箋はとても便利なのでこちらも必須といえます。
左ポケットに入れているもの
- ステープラー
- 本
- 換算表
ステープラー(針なし)
病院での資料や書類は個人情報が含まれるためシュレッダーで処理しなければならないものが多くあります。
針なしのステープラは書類をシュレッダーにそのままかけれるので重宝します。
おすすめはポケットに収まるサイズで5枚程度留められるものです。
個人的には穴をあけないタイプが好きです。
本
病棟で医師や看護師と話している時や、問い合わせの際にも急に「そういえば~」みたいな感じで薬剤の話を聞かれることはよくあります。
なのでポケットに調べるためのツールとして本を携帯している人も多いです。
私は腎機能別の投与量を調べることが多いのでこちらをポケットに入れています。
余談ですが、日本腎臓病薬物療法学会に入会していると、更新の度に新しい冊子がプレゼントされます。
(年会費8000円なので興味がある人は入会もありです)
薬物関係の本はポケットに入らないので電子書籍にしています。
⇒ 【アプリ・電子版】治療薬マニュアル・今日の治療薬の比較を病院薬剤師がやってみた
換算表・輸液表などの資料
ポケットに携帯しておけるように、麻薬やステロイドの換算表などの資料を独自に作成している病院も多いです。
また輸液表などは製薬会社からも頂けるので、そのような資料を常に携帯して活用しています。
薬剤師ってなぜ白衣を着ている?かっこいいから?白衣以外の場合は?
薬剤師が白衣を着る理由には次の理由があります。
- 清潔感
- 信頼性
- 仕事のし易さ
薬剤師が白衣を着ることで患者さんは清潔感や医療人としての信頼性を患者さんは感じます。
仕事着をして使用するためポケットが多く作られるなど機能性が重視されてています。
白衣の種類は次のようなタイプがあります。
- ドクターコート
- ケイシー
- スクラブ
ドクターコート
ケーシー
スクラブ
多くの施設ではこれらが仕事着になっていると思います。
病院では最近スクラブの施設も増えてきました。
仕事着は施設によって違いますが、大抵胸ポケットと左右のポケットの3ヶ所に道具を入れることができます。
しかし必要なものは3ヶ所だけでは足りず、ポケットがパンパンな薬剤師も多いです。
ポケットがパンパンで身だしなみとして少し見栄えが悪いですよね。
そのため、日々現場の薬剤師は便利な道具を厳選してポケットに入れています。
白衣の下のインナーも動きやすさや身だしなみとして重要
白衣の下のインナーも動きやすさや身だしなみの点として重要です。
白衣から透けなければよいとしている所も多いですが、実際に使用してみると使い心地は大事です。
ドクターコートやスクラブは胸元が緩いため注意が必要です。
またスクラブは高所の薬剤を取る際に袖口からもインナーが見えやすく気をつける必要があります。
自分はスクラブを使用しているため、丸首のエアリズムやヒートテックを愛用しています。
まとめ
白衣にどんなものを入れているかを紹介させていただきました。
普段から時短を心がけているため、必要な時に必要なものが取り出せるようにしています。
おかげでポケットはいつもパンパンです…
また、仕事を効率よく行うためには、道具を選びも重要です。
道具を見直すことで、仕事に対するモチベーションも向上します。
これは使いやすそう、便利そうだと感じたら、ぜひ試してみてください。
新人薬剤師さんが抱える悩みについてはこちらの記事も参考にしてください。
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