
AIって何ができるの?

ChatGPTって薬剤師の業務でも使えるの?
今はChatGPTやGeminiなどAIを仕事に利用することが増えてきていますね。
でも薬剤師の仕事にAIが活用できるの?って人も多いと思います。
そんな疑問を持つ薬剤師の方に向けて、現役病院薬剤師の私が今回は普段の業務へのAIの活用法を紹介します。
・AIを使うときの注意を知りたい
結論から言えば、上手なAIの活用は日常業務をとても楽にしてくれます。
AIを上手に利用して業務を楽にしてみましょう。
薬剤師が業務に活かせる AI活用事例5選
・文書の言い換え
・勉強や自己学習の効率化
・症例報告やプレゼン資料の構成案づくり
・論文検索・要点の要約や整理
文書作成の下書きをAIに任せる
普段から仕事でメールを利用することは多いかと思います。
結構メールの内容を考えることは時間を取られますよね。簡単な文章ならAIに依頼するだけでも作成できます。
また、作成した文章を「上司向けのメールに整えて」など相手に合わせた文章も作成できます。
服薬指導に使う説明書の作成にもAIは利用できます。
例えば「インフルエンザ吸入薬の説明文を作成して」と入力するだけで、数秒で文案を出してくれます。
wordで作りたいなら「wordで使えるようにして」とお願いするとをwordで利用できる形で作成もしてくれます。
下記資料はChatGPTで3分くらいで作成しました。

また、普段から使用しているフォーマットがあるときは普段利用している文書をAIに読み込ませてから、「同様のフォーマットにして」などお願いすると普段の形にできます。
ただし、AIはハルシネーションといって間違いを書いてくることもあります。
そのまま使うのではなく、内容を確認・修正するのが大前提です!
原案作成や下書きの作成はAIに任せることで、資料作成の時間を大きく短縮することが可能です。
文書の言い換え
難しい薬剤情報を「中学生にもわかるように」と頼むことで、優しい表現に言い換えられます。
こちらは「ロキソニンの添付文書を中学生にわかるようにして」とお願いした結果です。

説明文書を作った際に、作った説明文を「医療人でなくても理解できるようにして」「英語に変換して」など利用できる場面は多いです。
また、薬の一覧表の作成や同種同効薬をまとめる際にも役に立ちます。
勉強や自己学習のサポート
ChatGPTに「バンコマイシンのTDMの要点を教えて」と聞くと、要点を箇条書きで教えてくれます。
また「ガイドラインに載っている薬剤を教えて」など自分の勉強をまとめる際にも利用できます。
ただし正確性は必ず自分で確認しましょう!
症例報告やプレゼン資料の構成案の作成
「症例発表のアウトラインを作成して」などお願いすると、導入・要点・まとめまで自動で提案してくれます。
コツとしては詳細を教えてあげることになります。
「5分で説明できるように」「問題点にフォーカスが当たるように」「指定のフォーマットで」などを教えると上手に利用できます。
また、図式や画像生成も行えるため資料の装飾にも役立ちます。
論文検索や論文の要約
AIは論文検索にも有用です。適応外で使用例がある症例報告や文献の抽出を行うことができます。
また、文献をAIに読み込むことで文献の要約も行うことができます。
例えば「新型コロナウイルスに使用できる適応外の薬剤はある?」と聞くと、症例報告や文献を調べてくれます。
症例報告や文献の内容は必ず自分で調べる必要がありますが、検索する時間を大幅に短縮することができます。
AIを使うときの注意点
- 個人情報や患者情報は入力しない
- AIの出力は必ず人が確認する
- 最終判断は人間が行う
AIは間違ったことを教えてくることもあります。最終的な判断は自身で行うようにしましょう。
また、個人情報や患者情報の取扱いには注意しましょう。
私は自分が理解していることの文書化や図式化にAIを利用することが多いです。
しかしガイドラインや論文の要約は、参考にしながら自分でも原著を必ず確認するようにしています。
まとめ
AIは文書の作成や勉強の補助など薬剤師の日常業務でも活用することができます。
ハルシネーションがあるため、最終確認は自分の目で行う必要がありますが、上手に活用することで業務負担の軽減ができます。
今後もAIは進化を続けて、薬剤師の仕事もAIが必須となる時代は近いかもしれません。
今のうちからAIの活用に慣れておくことは将来的にも有効だと思います。
このような最新AIの情報は、医療情報サイトなどでも取り扱っています。
上手に医療情報サイトも活用してみましょう。
こちらはポイ活しながら情報収集できる医療情報サイトの一覧です。ぜひご活用ください。
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