薬剤師に役立つスキルは何?仕事に薬の知識は必要ない!?

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いつも記録ばっか……

こんなの薬剤師の仕事じゃない…

薬剤師をしていると、「こんなの薬剤師の仕事じゃない」と思うことがたくさんあります。

この記事では薬剤師に必要なスキルを紹介します。

この記事を読んでほしい人
・薬剤師の仕事について知りたい
・薬剤師に必要なスキルを知りたい
・業務を効率良く行いたい

私は病院薬剤師歴10年になりますが、薬剤師の業務は薬剤師以外にもできる仕事を効率良く片付けることで充実します。

結論から言うと、

仕事を効率良く片付けるためにはタイピングマイクロソフトOffice(ワード、エクセル、パワーポイント)など、PCスキルが重要となってきます。

薬学生は大学で薬学を勉強します。国家試験に合格し、薬剤師になるために必須だからです。

その結果、PCのスキルをあまり重要視していない大学もあります。

PCのスキルは薬剤師として働く上で必須のため、興味のある方はぜひ参考にしてください。

薬剤師の業務内容は… 日常業務で薬剤師の職能が必要なのは半分くらい

薬剤師の仕事って何を思い浮かべますか?

  • 調剤
  • 服薬指導
  • 疑義照会
  • 情報提供

どれも大事な薬剤師の仕事になります。

また職能が活かされた仕事であり、やりがいにもなります。

しかし、これらの仕事の他に薬剤師には指導記録や、事務仕事その他雑務が多くあります。

これらの仕事は薬剤師の職能よりも、事務スキルが重要になってきます。

正直、薬剤師の職能が必要な業務と薬剤師でなくてもできる業務の割合は半分半分くらいの感覚です。

事務仕事や雑務を手早く片付けられると、薬剤師としての仕事時間が作れます。

そのため、ベテランの薬剤師は効率よく仕事を、片付けるための工夫を常にしています。

例えば、薬剤師のポケットの中には効率良く業務を行う道具がたくさん入っています。

⇒ 病院薬剤師の白衣のポケットには何が入ってる?効率よく業務を行うために必要な道具

仕事に役立つスキルはパソコンスキル

薬剤師に必要なスキルとしてPCのスキルが挙げられます。

薬剤師の業務で大変なことは記録の入力になります。

  • 薬歴
  • 指導記録
  • カルテ記載

様々な場面でPCを使用します。

そのため人によって効率の差がつきやすいといえます。

電子カルテも普及しており、今後もPC操作は必要になるため、PCスキルは持っていることが必須です。

PCスキルは持っていれば持っているだけ役に立つ有用なスキルです。

とはいえ、薬剤師なのでPCはあまり得意じゃないって人もいると思います。

そこで、ここからは最低限押さえた方がいいPCスキルを紹介します。

薬剤師が絶対に覚えるべきPCスキルはタイピング

PCスキルの中で最も重要なスキルがタイピングスキルです。

  • ブラインドタッチ
  • ショートカットキー

ブラインドタッチを覚えることで、業務全般に活かすことができます。

またショートカットキーも一緒に覚えることで、PC業務の飛躍的な効率化も可能です。

ブラインドタッチの覚え方

普段の暮らしではスマホがあるので、PCを使わないって人も多いんじゃないでしょうか?

そのためブラインドタッチができないって人も結構いると思います。

しかし、ブラインドタッチは練習すれば、それなりに身につきます。

おすすめの覚え方はタイピングソフトになります。

タイピングソフトを使えば、ゲーム感覚で覚えられるので、苦手な人にはおすすめです。

業務効率を改善したい場合は、医療の参考書を買うより有効です。

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エクセル&ワード&タイピング 一生役立つ三種の神器

ショートカットキーは効率化への近道

パソコンを使うときマウスは必須ですか?

マウスを使う頻度が多いと思う人は、ショートカットキーを覚えることで飛躍的にPC効率がよくなるかもしれません。

ショートカットキーとはパソコンの画面操作をキーボードで操作するための、キーの組み合わせになります。

これを覚えることで、マウスを触ることなく画面操作ができるため、作業効率が飛躍的にアップします。

ブラインドタッチと一緒に覚えることで、相乗的に作業効率が良くなります。

ワード、エクセル、パワーポイントは使用頻度が多い

マイクロソフトOfficeが提供するワード、エクセル、パワーポイントは薬剤師も使用します。

そのため、これらの使い方を知らないと、仕事ができない薬剤師となってしまいます。

主に次のような時に使用します。

ワード

  • 院内のお知らせ
  • 指導用紙作成
  • 書類作成

事務仕事は薬剤師がやる必要無いのでは?と思う人もいると思います。

しかし薬剤師にしかわからない内容は事務の人には作成することができず、専門的な文書は結果として薬剤師が作成する必要があります。

エクセル

  • 業務日誌
  • 研究
  • 文書作成

エクセルは日々の業務を記録するのに最適です。

薬剤師の仕事は処方箋枚数や問い合わせ件数など数字を記録する機会が多くあります。

そのため計算が可能なエクセルは業務を記録するために必要になります。

また、研究を行う際には、表、グラフ、統計処理などを行う必要があり、エクセルを利用する機会は多いといえます。

パワーポイント

  • 症例報告
  • 講演
  • 学会発表

薬剤師は勉強や教育を行うことも必要な仕事になります。

その中には発表形式の勉強や教育もあります。

症例報告や講演、学会など発表形式の場合、パワーポイントの利用が一般的です。

普段は使用しませんが、急に仕事を振られたときに使えないと困ってしまいます。

まとめ

薬剤師の仕事は案外雑務も多いです。

雑務を手早く終わらすことで、本来の薬剤師の業務を行うことができます。

しかも雑務が早い薬剤師はデキル薬剤師として重宝されます。

そのため企業から転職の人もPCスキルが使えると、職場で重宝されます。

薬剤師として一見遠回りのように見えますが、薬剤師の職能ではないスキルを覚えることは薬剤師の仕事を充実させるために重要です。

練習すれば身につくことなので苦手な人はやってみましょう。

薬剤師の仕事を効率よく行うためには情報収集能力が重要です。

情報収集については、こちらの記事も参考にしてください。

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