病院薬剤師が考える 調剤薬局から病院への転職活動の始め方 3ステップ

病院転職

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病院転職って何から始めればいいんだろう?

病院で働きたいけど、どのように行動すればいいかわからないって人は結構います。

この記事では調剤薬局から病院で働きたい人のための転職の始め方を紹介します。

この記事を読んでほしい人
・調剤薬局での仕事に不安を感じる人
・病院転職の始め方を知りたい

調剤薬局から病院への転職の始め方は次のステップになります。

調剤薬局から病院への転職活動の始め方
3ステップ
  • ステップ1
    どんな病院で働きたいかを考える
    • 病院の規模
    • 仕事内容
    • 勤務条件
  • ステップ2
    条件に合った病院の募集を探す

    大学病院などの人気病院

    • 新規採用
    • ホームページ

    ◎中小規模の病院

    • ホームページ
    • 転職エージェント
  • ステップ3
    試験対策を行う
    • 履歴書
    • 小論文
    • 面接

病院転職で後悔しないためには、事前の準備が重要です。
しっかり準備して病院で働いて失敗だったとならないようにしましょう。

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特徴病院求人数豊富
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病院転職におすすめのエージェントはこちら
⇒ 病院薬剤師になりたい!病院転職のエージェントの選び方を解説!

病院転職を始める前に病院のメリット・デメリットを確認 病院で働けるか不安な時は?

病院転職を始める前に、病院薬剤師のメリット・デメリットを必ず確認しましょう。

病院での実際の仕事と理想が違っていたと後悔する場合は多くあります。
メリットはもちろんのこと、デメリットも理解した上で病院へ転職しましょう。

病院のメリット病院のデメリット
・医療全体の流れを知ることができる
・様々な種類の薬剤の勉強ができる
・チーム医療の一員として働ける
・残業時間が長い
・年収が低い
・責任が重い

薬局から病院への転職は仕事を一から覚えるつもりで

薬局から病院では仕事の役割が大きく違います。
そのため今までの経験が活かせないこともあります。
薬局からの転職の際は一から仕事を覚えるつもりで転職した方が上手くいくことが多いです。

病院のやりがいや、つらいところは当サイトでも紹介しています。

また、薬局から病院で覚えにくい仕事なども紹介しています。
詳細はこちらの記事を参考にしてください。
⇒ 調剤薬局から病院への転職を病院薬剤師が解説

ステップ1 どんな病院で働きたいかを考える

病院転職を考えた目的が何かをはっきりさせておきましょう。

業務内容への不満将来への不安キャリアアップなどがあると思いますが、どのような病院なら目的を達成できるかを考えます。

病院の選び方としては次のようなことが挙げられます。

  • 病院の規模
  • 仕事の内容
  • 勤務条件

これらのような病院の特徴と自分の目的を理解することで、転職後の後悔を防げます。

病院規模の大小、急性期病院と慢性期病院で働き方が全く違う

  • 特定機能病院
  • 地域医療支援病院
  • 一般病院
  • 総合病院(医療法からは廃止)

特定機能病院は一般的に大病院であり業務内容も様々になります。

一方で役割は分担制になることも多く、偏った業務内容にもなりがちです。

中小規模の病院であれば、専門的な内容よりは、一通りの業務を行うことが多いといえます。

また急性期病院慢性期病院では病院の役割が全く違います。
自分の求める働き方はどのような病院かを考えましょう。

⇒ 病院薬剤師の働き方は病院の規模を参考に!自分に合った病院へ就職を!

仕事の内容は働いてからのモチベーション

調剤薬局から病院薬剤師に転職したとき、仕事の内容は大きな魅力になります。

病院薬剤師の魅力は次のようなことが挙げられます。

  • 病気・病態の勉強
  • チーム医療への参加
  • 治療方針への関与

病院薬剤師の魅力ややりがいを重視する場合は、さらに自分がどのような薬剤師になりたいかを考えるとよいです。

⇒ 病院薬剤師の魅力・やりがいを現役病院薬剤師が紹介

勤務条件を交渉できるのは転職者のメリット

働きやすさを考えたとき勤務条件は重要になります。
転職の際はやりがいも大事ですが、勤務条件にこだわる方が失敗が少ないと感じます。

  • 通勤距離
  • 休みの取りやすさ
  • お給料
  • 福利厚生

⇒ 病院薬剤師の年収は低い!本当に生活は苦しい?

新規採用では交渉はほとんどできませんが、中小病院での転職では交渉可能な場合があります。
その場合、自分では交渉しづらい人も多いため転職エージェントに交渉をお願いすることが一般的になります。
⇒ 薬剤師と相性のいい転職エージェントの探し方

働きたい病院のビジョンが固まってきたら、次は募集を探すステップに移ります。

ステップ2 条件に合った病院の募集探し

募集の探し方は病院の種類によって異なります。

  • ホームページ
  • 転職エージェント
  • 紹介

大学病院などの人気病院は病院経験が無いと、新規採用のみがほとんどです。

そのため、ホームページからの情報が中心になります。

⇒ 病院薬剤師への就職活動!募集の探し方を紹介!

大学病院などの大病院や人気病院の募集

大学病院などの人気病院は通常、病院未経験の場合は新規採用となります。

新規採用は20代くらいまでがほとんどで、お知らせはホームページに紹介されることが多いです。
募集の時期としては毎年3月~6月あたり(次年度の募集)が多くなります。

  • 新規採用
  • 20代まで
  • 募集時期は3月~6月が多い

まれに欠員募集や中途採用などもあるため、病院のホームページを頻繁に見ることをお勧めします。

運よく募集が見つかっても倍率が高くなることが予想されるため、就職対策はしっかり行いましょう。

⇒ 病院薬剤師歴10年の薬剤師が考える 病院への就職活動の始め方

中小病院の多くは欠員募集

中小の病院の場合、多くは欠員募集となります。
そのため、希望の病院があっても空きがなければ転職はできません。
希望の病院があれば頻繁にホームページを見る必要があります。

また、多くの病院は募集数が限られるため、非公開求人とすることも多いです。
自分の条件にあった病院を探すため、中小の病院であれば転職エージェントを利用することが一般的です。
エージェントに登録しておくことで、効率よく募集情報を得ることができます。

  • 希望があればホームページを頻繁に確認
  • 転職エージェントの利用が一般的

病院薬剤師へ転職する際におすすめの転職エージェントの選び方はこちらの記事も参考にしてください。

⇒ 病院薬剤師になりたい!病院転職のエージェントの選び方を解説!

中途採用なら募集時期は1月~3月が狙い目

1月~3月は新年度の4月から働きたい人や、12月のボーナスを貰って退職する人が多いため、転職市場に活気が出る時期となっています。

そのため、転職希望者も多いですが、募集情報も多いため希望の職場を探しやすくなります。

また、働き始めが4月であれば、新卒と同様の研修を受けれるメリットがあり、薬局から病院への転職の方には向いています。

無事に募集が見つかったら、採用目指してしっかり対策をしましょう。

ステップ3 就職試験対策は小論文や面接 転職理由には注意!

新規採用の場合、多くの病院の試験内容は次のようになります。

  • 履歴書
  • 小論文
  • 面接

それぞれに対策はありますが、大事なことは情報力になります。

  • 病院の情報
  • 薬剤師業界の情報

しっかりリサーチしてから試験に臨みましょう。

⇒ 病院薬剤師の就職試験 小論文の書き方
⇒ 病院薬剤師の就職試験における面接のポイント
⇒ 薬剤師の就職試験対策 診療報酬改定から薬剤師の将来を考える

医療情報に詳しくなりたい場合は、情報サイトの活用もおすすめです。

無料で利用できるので、利用していない人はぜひ使いましょう

注意として、病院への転職理由はポジティブな理由を説明できるようにしましょう。
薬局の仕事にやりがいがない、人間関係に疲れたなどの理由はあるかも知れませんが、ネガティブな理由では、転職しても同じ理由で辞めてしまうのではと思われてしまいます。
転職理由は必ず確認されるため、どのようなやりがいをもって転職活動をしているかポジティブな理由で説明できる様にしましょう。

試験対策が苦手な人も、転職エージェント利用での中途採用であれば、履歴書作成や面接対策をエージェントが一緒にやってくれる場合があります。
こちらも積極的に活用しましょう。
⇒ 薬剤師と相性のいい転職エージェントの探し方

まとめ

調剤薬局から病院へ転職したい方への転職活動の始め方について紹介しました。

病院では調剤薬局の経験年数はあまり重要視されず、病院での経験年数が重視される傾向にあります。

そのため病院での転職を決断された場合は、転職活動は早いほうがよいです。

転職は慎重に行うべきですが、転職活動にデメリットは少ないです。

募集情報は日々更新されるため、迷ったら求人情報だけでも集めることをおすすめします。

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