仕事がんばるぞー!
でも新人って何をすればいいんだろう?
就職してすぐって色々と仕事を頑張りたくなりますね?
でも、できることも少なくて何をしたらいいかわからなく空回りしてしまったり…
その気持ちとてもわかります、自分も新人の頃はそうでした。
この記事では、先輩薬剤師はどんな新人さんと働きたいのかを病院薬剤師歴10年の自分が考えました。
・病院志望の薬学生・転職の方
結論から言うと、新人さんに必要なことは自分で考えて行動することになります。
新人さんは心構え一つで業務を円滑に進めることができます。
業務が円滑に進むと人間関係も良好になり、仕事が楽しくなります。
また、やるべき事に悩んでいる新人さんはこちらの記事も参考にしてください
また病院志望の薬学生や転職希望の方は、採用者はこんな人材を欲しがっているの就職試験の参考にしてください。
新人薬剤師は使えない?新人に必要なことは知識より行動力
新人さんは使えないって言われた…
新人さんは使えないって言われるとどうしていいかわからないですよね…
使えないって言われないために、できることを考えてみました。
新人さんに必要な事は知識より行動力になります。
薬学生で学んだ知識も重要ですが、臨床ではそれ以外にも覚えることがたくさんあります。
そして臨床で覚えることは教えてもらうだけでなく、自ら学ばなければなりません。
そのため、一緒に働きたくなる病院薬剤師の新人さんとして次のようなことが挙げられます。
- 行動力がある
- 考えて行動する
- 返事がしっかりとできる
- 向上心がある
このような新人さんは好まれます。
薬の知識がいくらあっても、上記の内容ができないと扱いにくいなと思われたりします。
行動力がある
病院薬剤師はとても忙しく、雑務も多いです。
先輩薬剤師はとにかく業務を片付けることに専念しているので常に教えてあげることはできません。
そこで先輩に指示をもらわないと動けない人ではなく、自分から動ける人が重宝されます。
- 普段から先輩の動きをよく見て、指示が無くても動けるようにしておくこと
- やったことない業務でも進んで学びにきて、自分でできる業務を増やすこと
上記のように自分から動いて仕事に取り組む人は一緒に働きやすく感じます。
電話対応、薬袋の補充、薬剤の予製品の作成など新人さんでもできる業務はたくさんあります。
薬剤師の仕事を早くやりたい気持ちはわかりますが、雑務をこなすことで、先輩の時間を作ることができます。
結果として教えてもらえる時間も増え、仕事を早く覚えることができます。
周りの動きを考える
周りをよく見て自分がどのような行動をすれば効率よく業務が進められるかを考えて動けることも大事です。
例えば調剤室での動きを考えてみます。
調剤室の仕事では、急ぎで対応しなければならない業務として、電話や患者さんへの対応などが挙げられます。
調剤や監査はそれらの合間に進めていく業務になります。
監査できる薬剤が溜まってくるまでは調剤する人が律速となるため、調剤者(新人さん)が優先して動かなければなりません。
しかし、時間が経つににつれて、監査できる薬剤が増えていきます。
監査できる薬剤が増えると監査が律速となるため、監査者(先輩薬剤師)が優先して動く番になります。
このように状況に応じて仕事の優先順位などが変わってきます。
そのため自分のできること、先輩のやること、薬局全体での動きなどを考えて行動することがとても重要になります。
先輩薬剤師の監査が滞っている時は自分の調剤の手を止めて電話などを引き受け、全体の業務がスムーズに終わるように動けることが大切です。
やれることがないと言って治療薬マニュアルをただ開いていたりするより、自分で動けることがないか考え、何ができるとよいか周りをよく見れる新人さんは一緒に仕事がしやすく好まれます。
コミュニケーションは大事!返事がしっかりとできること
返事ができることはコミュニケーションの基本です。特に医療の現場でのインシデントやアクシデントはコミュニケーション不足が原因の場合もよくあります。
また、返事がはっきりしないと教えた内容が理解できているのか、できていないのかが判断できないこともあります。わからないことをハッキリわからないと伝えることもとても大事です。
返事は心がけ次第ですぐにでも取り組めるので意識してみるとよいです。
新人薬剤師さんに必要なコミュニケーション能力についてはこちらも参考にしてください。
向上心がある
業務にしても薬の知識にしても自分から学ぶ姿勢も大事です。
忙しい職場では必要最低限の内容(運用や内規)しか教えてもらえません(自分がそうでした)。先輩は、運用や内規はしっかり教えてくれますが、薬の知識などは何も勉強してない人にタダでは教えてくれません。病気や薬の知識は自分で勉強することが基本になります。
自ら勉強してる人には、先輩薬剤師もしっかり手を差し伸べてくれます。
特に医療ニュースのような情報は自分から手に入れる用に動かなければ知らないままで、すぐに置いて行かれてしまいます。
まとめ
病院薬剤師は業務を円滑に進めるために常に考えて行動する必要があります。
業務を覚えること、効率良く進めるためには考えて行動することがとても重要です。
また、返事をしっかり行いコミュニケーションを取ること、自分から必要な知識や情報を得ようとすることも重要になります。
受け身で行動するのではなく自分で考えて行動することが基本です。
新人薬剤師さんはこのようなところを意識すると業務がやりやすくなるので取り組んでみてください。
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