病院薬剤師が考える病院就職【志望動機の考え方】

病院就活

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志望動機を考えるって難しい…

志望動機を考えるのは難しくって、何となく後回しにしていませんか?

この記事の内容
・志望動機を深く考えると役立つ理由
・業界研究の方法
・病院薬剤師の魅力を紹介

この記事では病院薬剤師歴10年の自分が志望動機の考え方を紹介します。

結論から言うと志望動機を考えるためには、下記の二つを考えることになります。

  • 薬剤師の業界研究
  • 病院薬剤師の魅力

そして上記から志望動機を考えることで、次のようなことに役立ちます。

  • 就職活動全般
  • 就職してからの後悔を防ぐ

この記事を読んで自分がなりたい薬剤師像を見つける参考にしてください。

志望動機を深く考えると役立つ理由

志望動機をしっかり考える理由に次のことが挙げられます。

  • 就職活動全体に役立つ
    • 病院探し
    • 履歴書作成
    • 小論文
    • 面接対策
  • 就職してからの後悔を防ぐ

上記の理由から、病院就職を考えたら、まず初めに行うことが志望動機を考えることになります。

志望動機を考えることは就職活動全体に役立つ

病院への就職活動では、次のようなステップがあります。

  • 自分に合った病院探し
  • 採用試験

このステップでは、自分がなりたい薬剤師像があるかが重要になります。

自分がなりたい薬剤師像とは志望動機の延長にあります。

そのため自分に合った病院探しには志望動機を深く考えることが必須になります。

また採用試験には、下記のようなことが挙げられます。

  • 履歴書作成
  • 小論文
  • 面接

これらの本質は、業界のことや病院の特色をしっかり調べているかを確認しています。

志望動機を深く考えている人は、情報収集できている内容のため、難しい問題にはなりません。

就職してから後悔しないために必須

志望動機を考えると自分がなりたい薬剤師像が見えてきます。

  • 仕事内容
  • 働き方
  • キャリア形成

自分が大事にしたいことは何か?

就職先に求めることは何か?

自分の将来の薬剤師像を描くことで、就職先の選び方が定まってきます。

ここを疎かにすると「仕事がつらい」「こんな仕事がしたかった訳では…」など、就職先とのミスマッチが生じてしまいます。

⇒ おすすめの認定薬剤師は何?病院薬剤師が認定取得までの流れを解説

業界研究の方法

薬剤師の業界研究を行う際に調べなければならないことに、次のようなことが挙げられます。

  • 病院の役割
  • 他の業種との違い
  • 仕事内容
  • 働き方
  • 今後の病院薬剤師の方向性
  • 診療報酬改定

これらの情報を自分一人で集めることは大変です。利用できるものは積極的に利用しましょう。

⇒ 薬剤師の就職試験対策 診療報酬改定から薬剤師の将来を考える

薬学生の場合

薬学生の場合は薬学生用の就職サイトを利用しましょう。

就職サイトでは業界研究に必要な情報の提供や、就職試験対策を行っています。

登録は無料できるため、ぜひ利用しましょう。

また、実際の就職した人からの話を聞くこともとても貴重です。

研究室やサークルの先輩、OB・OG訪問など薬学生ならではの繋がりを大切にしましょう。

転職者の場合

転職で病院薬剤師を考える方にも、就職サイトの情報はおすすめです。

登録なしでも利用できる情報はあるので活用してください。

しかし、転職者の場合、働きながら業界研究を行うことは大変です。

そのような時は、転職エージェントを利用しましょう。

診療報酬改定の情報など自分で勉強すると大変なことも、教えてもらった方が効率よく勉強できます。

転職エージェントの利用は薬剤師資格を持った人の特権です。上手に利用しましょう。

薬剤師と相性のいい転職エージェントの探し方

エージェントには当たり外れがあるため、複数登録することがよいですが、業界研究で悩んでいる人が登録すべきエージェントとしてマイナビ薬剤師が挙げられます。

マイナビ薬剤師ではキャリアアドバイザーによる転職サポートを受けることができます。

キャリアアドバイザーには就職先の相談だけではなく、書類添削面接対策も行ってもらえます。

そのため転職に慣れていない方におすすめのエージェントになります。

情報サイトの活用

医療系ニュースを取り扱う情報サイトの利用も有効です。

情報サイトは実際に働く薬剤師が利用しているため、共通の業界ニュースを知ることが出来ます。

小論文のテーマや面接の質問で出題されることも多いため、一日5分程度でよいので、見る習慣ができるとよいです。

ちなみに私は下記の二つを利用しています。

病院薬剤師のやりがいや魅力について

志望動機を考える時には病院薬剤師のやりがいや魅力について考えると思います。

私が考える病院薬剤師の魅力は下記のようなことが挙げられます。

  • 薬剤や病態の知識が身につく
  • チーム医療を含めた他職種連携
  • 薬剤師の意見が治療方針に反映される

病院では調剤薬局に比べ薬剤、患者、多職種などの情報が圧倒的に多く入ってきます。

様々な情報から、医療について考え、患者さんに還元できることが病院薬剤師の一番の魅力だと私は感じます。

病院薬剤師のやりがいや魅力についてはこちらの記事も参考にしてください。

⇒ 病院薬剤師の魅力・やりがいを現役病院薬剤師が紹介

まとめ

志望動機をしっかり考えることで、病院探しから試験対策まで就職活動全般をスムーズに行うことができます。

業界研究の方法は新卒の薬学生と転職者で利用できることが違います。

利用できるものは利用して、効率よく業界研究してください。

薬学生の場合

転職者の場合

転職エージェント

マイナビ薬剤師

情報サイト

また就職してからのミスマッチを防ぐためにも、業界研究や仕事のやりがいはできるだけ調べることが重要です。

無事に就職できても、思っていた仕事と違っていては、仕事がつらくなってしまいます。

しっかり調べて、自分に合った就職先を探しましょう。

実際の仕事内容はこちらの記事も参考にしてください。

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