【新人薬剤師 必見】薬剤師は何を勉強したらいい?勉強方法5選を紹介  

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やる気十分!勉強するぞー!

でも、どうやってやると効率がいいんだろう…

薬剤師は常に勉強しなければならないです。でも忙しくてなかなか勉強する時間がないですよね。


今回の記事は病院薬剤師歴10年の自分が勉強するべき内容勉強方法について紹介します。

この記事を読んでほしい人
・勉強方法がわからない人
・効率よく勉強したい人
・何を勉強したらいいかわからない人

勉強方法が習慣化できると、効率よく知識を吸収できるようになります。
悩んでいる人はぜひ試してみてください!

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新人薬剤師さんが抱える悩みについてはこちらの記事も参考にしてください。

薬剤師が勉強するべき内容って何?おすすめの勉強方法は?

薬剤師が必要な知識はさまざまです。

勉強を始める前に、薬剤師が勉強するべき内容について考えてみます。

私は次のような内容を挙げてみました。

  • 薬剤のこと(作用機序・適応など)
  • 治療全体のこと(病態・治療方法など)
  • 業界情報(診療報酬改定など)

薬剤師はやっぱり薬剤のことについて知らなきゃならない

やっぱり薬剤の勉強は避けては通れません。
優先度の高い内容としては次のようなことが挙げられます。

  • 業務で知らなければならない薬剤
  • 薬剤の使い分け
  • 新薬情報・適応追加

どこから手を付けていいかわからない時は、このあたりを勉強しておくとよいです。

治療全体のことを勉強するとチーム医療が円滑に進む

治療全体の流れを理解することでチーム医療が円滑に進みます。

  • 病態について
  • 治療方法について

病態や治療方法を理解すると、次に必要なことが見えてきます。
次に使用する薬剤や患者さんの経過が予測できると、医師や看護師さんとコミュニケーションがとりやすくなります。

また患者さんへの服薬指導に活かせるため、治療全体の流れを知ることも大事な勉強になります。

忘れがちだけど、最新の業界情報を勉強することも大切

業界の最新情報を知っておくことも大切です。

  • 診療報酬改定
  • 薬剤の供給状況

業界の情報は業務内容に直結します。

理解しておくことで、効率よく業務に取り組むことができます。

効率よく勉強するためのおすすめ勉強方法

薬剤師は様々な種類の勉強をしなければなりません。

しかし勉強の方法によって得意・不得意な内容が存在します。

そのため様々な勉強方法を利用することで、効率よく勉強することができます。

今回は実際に私が利用している勉強方法を紹介します。

  • インターネット情報
  • 学会・勉強会
  • eラーニング
  • SNS
    • YouTube(ユーチューブ)
    • Instagram(インスタグラム)
    • Twitter(ツイッター)

情報によって信頼性利便性経済性の重視すべき点が異なってきます。

勉強方法ごとに向き不向きがあるので、ここからはそれぞれのメリットやデメリットを紹介します。

効率よく勉強することでレベルアップだけでなく自由な時間も増やせるので、ぜひ試してみてください。

本・書籍は定番 一番のメリットは信頼性

本・書籍は定番の勉強方法ですがやっぱりおすすめです。
本の種類は治療薬マニュアルや各種診療ガイドラインのような情報元がはっきりとしていて辞書のように使えるものと、個人の著者が執筆し、学習の助けや考え方を書籍化したものに分けられます。

本の一番のメリットは信頼性です。
著者は権威を持った方が多くある程度信頼ができる情報といえます。

薬剤のことや医学のことを勉強する場合は正しい情報を学ぶ必要があるため本や書籍を用いることはおすすめとなります。
(注:情報提供として使用する場合は参考文献や引用文献をもとに情報元がしっかりとしている必要があります)

本は整理された情報のため理解しやすくなっています。
また、一度理解すれば辞書替わりにも使えて、読み返すことが容易です。
読み返すことで理解がさらに深まり定着していきます。

一方、本・書籍のデメリットとして持ち運びが大変なことが挙げられます。すきま時間に調べるには常に持ち歩かなければならず不便だと言えます。

また購入にはお金がかかるため、あまり大量には買えません。

本を読み理解するには時間がかかるため、勉強時間が確保できる時におすすめです。

新人さんにおすすめの本はこちらの記事も参考にしてください。

⇒ 【新人薬剤師さん向け】領域別最初におすすめする本

  • 信頼性が高い
  • 整理されているので扱いやすい
  • 読み返しがしやすい
  • 書き込みができる
  • お金がかかる
  • 持ち運びするには重い場合がある
  • 保管場所の確保

ちなみに、最近では本のデメリットを解消した、電子版を利用する人も増えてきました。
職場で電子版を利用できる人はこちらの記事も参考にしてください。

⇒ 【アプリ・電子版】治療薬マニュアル・今日の治療薬の比較

インターネットや情報サイトは簡単・無料で最新情報が入手可能!

インターネットの情報は利便性が最大の魅力です。

スマホ片手にすきま時間に調べものをしている人も多いのではないでしょうか。

また膨大な情報量の中から自分の必要な情報を得ることができるため、珍しい病気や症例を探す際に役立ちます

情報の更新が早いことも特徴の一つです。
情報サイトを用いれば新薬の情報制度の改定などの最新情報を確認することができます。
情報サイトは無料で登録できるところも多く、こちらもメリットの一つとなります。

ちなみに私が利用している情報サイトはこちらになります。

一方デメリットとしては信頼性の有無になります。
各学会が提供しているガイドラインなどの情報であれば信頼された情報といえますが、個人のサイトなどで発信している情報については注意が必要です。
情報元が明らかでない場合は鵜呑みにするのは避けましょう。

読み返しを行いにくい点もデメリットといえます。
検索情報は毎回変わってきますので、以前参考にしたサイトが見つからないことや、更新されていることもあります。
読み返しを行わないので知識の定着がしにくいといえます。

私は情報サイトからの情報収集を日課に行っています。
インターネット上の医療情報はガイドラインや添付文書を確認することによく用い、勉強する時は本と併用して活用しています。

  • 利便性が高い、すきま時間に使える
  • 情報量が膨大
  • 最新情報が得られる
  • 無料で利用できる情報が多い
  • 信頼性には注意
  • 読み返しが行いにくい

情報サイトの利用方法に興味がある方はこちらの記事も参考にしてください

⇒ 【新人・転職者向け】病院薬剤師に必要な情報収集のやり方

学会・勉強会は有識者の意見が聞けるので貴重

学会や勉強会の利点は最新の情報、知見が得られるところにあります。
また、発信者は所属がはっきりとしている人であるため、信頼性もあります。

認定・専門を目指す方には単位取得もできることは大きなメリットです。
目指す分野の勉強ができ、単位まで取得できるため、興味がある分野の学会は参加をおすすめします。

ジェネラリストを目指す方でも病院薬剤師の主要学会である日本医療薬学会や地域ごとのブロック学術集会は参加することをおすすめします。
学会では業務効率に関することも取り扱っており、他施設と自施設の比較ができます。
自分がどのような環境で働いているかは中々わからないので、他施設に触れるよい機会となります。

学会のデメリットは時間の拘束になります。
学会場へ行き目当ての講演を聞き、場所によっては宿泊も必要になります(泊りは楽しみの一つでもありますが・・)
業務の都合上休みにくい、新人さんなどには難しいことがあります。

学会の講演は基本的に見聞きするだけなので、後から見直すことは難しいので、気になった情報は記録しておく必要があります。

また学会費も10,000円~15,000円程度することが多いため、興味のあるもの全てに参加することは難しいです。
病院で補助費が出る場合は利用できるか確認しましょう。

学会では最新の医療の情報や他施設の情報など、本やインターネットからでは入手できない情報が得られます。
デメリットであった時間の拘束ですが、近年では学会の形式がオンデマンド配信などWeb開催が増えています。
期間中はインターネット環境があれば、好きな場所、好きな時間に講演を視聴できるため、参加しやすくなっています。

  • 情報の信頼性が高い
  • 最新の情報が聞ける
  • 他施設の情報が聞ける
  • 単位取得ができる
  • 時間の拘束がある(オンデマンド配信なら拘束されないで視聴できる)
  • 情報は記録しておかないと見直せない
  • 費用がかかる

学会参加を計画的に利用することは将来のキャリアにもつながります。
将来のキャリアが気になる方はこちらも参考にしてください。

⇒ 病院薬剤師のキャリアアップ!資格取得方法と転職タイミング

eラーニングを上手に使って効率よく単位取得

eラーニングはインターネットを利用した勉強法になります。
日本病院薬剤師会や日本薬剤師研修センターなどが取り入れています。

一番のメリットは利便性です。
オンデマンドの配信となるため、自分の都合のいい時間で視聴でき、効率よく時間を使うことができます。
講演者も所属がはっきりした方たちなので内容の信頼性も高いです。

また、利用することで所定の研修単位が取得できるため、認定・専門薬剤師の資格を目指す人は単位取得に利用することができます。

デメリットとしては視聴なので必要な情報は記録しておかないと後で見返せない点になります。
知識は一度見ただけでは定着しないので、この点はデメリットになります。

また視聴には受講料がかかるので、自分が必要としている情報かどうか考える必要があります。

  • オンデマンド配信のため利便性が高い
  • 著名な人の講演なので信頼性が高い
  • 単位取得ができる
  • 視聴だけなので後で見返しにくい
  • 受講料がかかる

SNSをうまく活用すれば勉強効率アップ

SNSを上手く活用することで勉強効率はアップします。

  • YouTube(ユーチューブ)
  • Instagram(インスタグラム)
  • Twitter(ツイッター)

YouTube(ユーチューブ)は要点を知りたいときに便利!

最近はYouTubeでも様々なコンテンツが配信されています。
薬理学を解説してくれるチャンネル診療報酬を解説してくれるチャンネルなどもあり、多くのチャンネルは無料で視聴できます。

苦手な分野って勉強することが大変だと思いますが、YouTubeの多くはわかりやすく、楽しく解説してくれるコンテンツとなっています。

また、薬剤師だけでなく医師や看護師のコンテンツなど様々な職種のチャンネルがあります。
すきま時間を使って視聴ができるので利便性が高いです。

Instagram(インスタグラム)はいろいろな人のまとめノートが見れる

インスタグラムはノートのまとめなどが見れます。

実際のノートを紹介していることも多く、内容はもちろんのこと、比較表や類似薬などのまとめ方が参考になります。
ブログやツイッターを一緒にやっている人も多く、気に入った人がいたらそちらも参考にするとよいです。

Twitter(ツイッター)は悩み相談に使える

ツイッターは悩みの相談や質問に有効です。

普段から薬剤師のフォロワーさんと繋がることで、些細な悩みなどに答えてくれたりします。

また他の人の相談で自分の悩みが解決することや、自分の意見が役に立つこともあります。

素早く回答があることもメリットになります。

SNSのデメリットは?

SNSのデメリットは信頼性になります。
自己の理解を深めるためには有用ですが、臨床現場での正しい情報として利用するには注意が必要です。

そのため本やガイドラインなどの信頼性が高い情報と組み合わせて使用すると効果的になります。

  • わかりやすく、楽しい内容で勉強できる
  • すきま時間に利用できて利便性が高い
  • 無料で利用できるコンテンツが多い
  • 信頼性が不十分
  • 目当ての情報がない場合もある

まとめ

今回は薬剤師の勉強するべき内容効率的な勉強方法を紹介させていただきました。

ちなみに私は普段は通勤で情報サイトを流し見、家事をしながらeラーニングやYouTubeを聞いて、時間が取れたら本で知識を復習・定着って感じに使っています。

最近では学会もオンデマンド配信が増えたのでeラーニングと同様に家事をしながら聞いていたりします。

勉強方法で悩んでいる人は、それぞれのメリットやデメリットを理解しながら自分のライフスタイルに合った勉強方法を見つけてみてください。

情報サイトは勉強にも便利ですが利用しているだけでポイントが貯まっていきます。
無料で利用できて勉強しながら、参考書代が稼げるので利用するとお得です。
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